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二人乗り自転車タンデムで夫婦世界旅行後は、長野県は白馬村へ移住。 現在は、就農し『倉リ(くらり)農園』を2019年春に開園! 農業だけでなく、古民家再生、ログハウス建築、サイクリング、スキースノボー、ボルダリング、釣り、etc,,,と新しい地で大忙しな毎日。 あ、育児も大忙し…

2011/10/31

【Quezaltenango(xila)】初のグアテマラをタンデム走行,,,がいきなり1000m登り!

ホテルの前
昨日の出来事より、自転車走行に切り替え、初のグアテマラ走行。
天気もなんとか雨が降らずにもっている。これは早めに出発しよう。


、、、と思ったら、幹線道路手前にマクドナルド発見!
朝マックしてく?
しかしグアテマラはいってから全然ローカルな食事してないなぁ。

日替わりで安いセットがある様で今日はマフィンセット(?)だった。
結構ボリュームがある。
まぁ急いでもしかたないので、ゆっくりマクドナルド時間を堪能していこう。



改めて再出発。
街をでるといきなり下り。ウェウェは標高1800mあったが1600m近くまで下がる。
このルートは2800m近くまで上がるのはわかっていたので、最終的には1000mのぼりになる事になる,,,うぇ,,,

途中、壁に広告。大統領選最中らしく党の広告らしい。
道は狭いもののしっかり舗装。
しかも交通量が少ないので走りやすい。

川は濁流中
道はゆっくり登っていく。いくつかきつい登りはあるもののなんとかなる。
問題は距離の長さだ。
ずっと登りってのも精神的にやられる,,,,


しかし、道沿いには家があまり切れることなくあり、商店も多い。
容易に休憩ができる。まぁたいした物はおいてないのだが。


パックやペットボトルより安い100%ジュース

これで5Q

お昼休憩
オレンジジュースにホットドック5Q
たいした物がないなぁ


標高が上がるにつれて霧もでてきた。雨が降らないのは幸い。

途中土砂崩れの跡も通る。
雨が止んでよかった。

登り始めてから数時間やっと最高地点らしき村に到着。
特に峠というわけではないので、わかりづらい。
景色が開けて横に大きな山が見える。
村はずれあたりが最高地点2700m,,,っぽい。

ここからは下りだ。
下りながらも一部激登り坂の部分もあるが、基本下り。
下っていくと眼下に街が見えてくる。


一度San Francisco El Alto手前のまた登るが基本下り。
眼下にcuatro caminosクアトロ カミノスの町が見える 。

cuatro caminosクアトロ カミノスの町。
街の入り口には ”ようこそsan cristobal totonicapanサンクリストバル・トトニカパン”とあったがどちらなのだろう?

ここはグアテマラcity,シェラ、ウェウェ方面の交通の要でもある。
なぜかこの街には中華レストランが6,7件と多い。でも韓国語もあるので経営は韓国人なんだろう。
お昼がしょぼかったので、ここは中華を食べる事に。

チャーハン(25Q)とラーメン(25Q)を注文。
ラーメンは,,,,まぁラーメンではなかったが、下りで体温が下がってたので温まってよかった。
味は中華だと思わなければ悪くない。そして付け合せに食パン。なぜ????
というか、韓国料理の方がうまいだろう。きっと。



ここから分岐してシェラ方面へ行く。
道は広いが交通量は少ないまま。

メキシコとのメイン道路はシェラ経由なのかな?

最初の銅像のあるサークル形分岐で、直進すると登り(バイパスルート)。左折するとsalcajaサルカハ経由。
どちら経由でもシェラにはいけるがサルカハ経由の方が上り坂はない。

こちらは上り坂のあるバイパスルート

サルカハの街からずっとに郊外の幹線の町並みが続く
幹線沿いにずっとホテルなどがならぶ。なかなかセントロに着かない。


やっと大きなゲートとマクドナルドが出てきてシェラの街に入った様だ。
中心のソカロへ。古めかしいコロニアル都市でいい感じじゃないか。

中心のソカロ

カテドラル(教会)といいいい感じじゃないか。

宿はソカロから3ブロック西に行ったホステル



hostal Don Diego
add:6a calle 15-12

ソカロから西へ6a calleの細い道を3ブロック行く。15 Av(Avenida)との交差点のさらに西側。
南北に伸びる15 Av(Avenida)の北側には有名な日本人宿タカハウスやシェラパンがある。

HP:Hostal Don Diego(hostaldondiegoxela.com)
ドミトリー40Q
シングル50Q
ツイン90Q(共同)

共同電気ホットシャワー、トイレ、ぺーパー、キッチン(冷蔵庫)、wifi

白人さんの多い宿である。一階の部屋だったが、二階の部屋の方が窓があって開放的かもしれない。
でも一階の部屋は、我々の場合タンデムを入れやすい利点がある。
最初は薄暗い部屋かと思ったが、天窓もあって意外と部屋は明るかった。
wifiは一階のほうがガンガン。

そしてなぜか部屋内は暖かい。床や壁が木なせいもあって落ち着く。
電気ホットシャワーは昨晩のウェウェテナンゴの宿と同じタイプで微調整すれば問題ない温度になる。

1階のツイン、ダブルとも同料金だった。

共同電気シャワートイレ

キッチン

タンデムも入る広さ。

中庭。
久しぶりに太陽が出てきた(1週間ぶり?)のでテントと寝袋を日光浴。
ついでに生乾きな洗濯物も。



宿が無事決まったらせっかくキッチンがあるので自炊用の材料調達。
目の前の道をソカロ側に歩いていったら、ソカロの1ブロック手前にスーパーがある。
野菜も少し置いてあるし、なかなか豊富じゃないか、グアテマラ。
もっと貧粗と思ってたぞ。
まぁ実際田舎の商店しか見てなかったからだが、、、。

お肉はメルカド(市場)でしかなかった。

しかしビールが高い。メキシコより高いのではないか?
値段も高いが標高も高いのでアルコールは控えることに、、、、




大きな地図で見る
【データ】
KM
city
time
Altitude
0km
huehuetenango
09:00 1800m
58km
ルート最高地点の村
15:00
2700m
76km
cuatro caminos 16:00
2300m
91km
Quezaltenango(xila)
18:00
2300m







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【huehuetenango】いきなりヤラれたグアテマラの洗礼”チキンバス”

朝、雨は降ってはいないが、どんより天気。
今までのパターンではいつ降ってもおかしくない天気。

とりあえず、国境と国境の間は数キロ離れている。
小さな乗用車であるタクシーにはタンデムは載せれそうもないので
(運ちゃんたちは載せれると言ってたが無理だろ)
最低でもこの区間は自走する必要がある。

グアテマラに入ってバスにタンデム載せれたら次の街まですっ飛ばそう。
天気悪いし山道だしなぁ


とりあえず通常の走行仕様にしてタンデム出発。
まずはメキシコ出国である。朝は6時から空いてるらしい。


イミグレオフィス内

パスポートだすと、「レシートは?」と。
レシートとは一体?
張り紙を指す係員。どうやら出国税(入国税?)なる262ペソ支払ったレシートが必要のようだ。


支払いはイミグレではなく銀行になる。

ひとまず、隣の銀行へ。ペソが余ってたのでいいが、一応カードviza払いもできるらしい。
ここでレシートとツーリストカードを一緒に留めてくれる。


このレシートとパスポートを持って再度出国手続き。
手続き自体はスムーズ。あっさり出国スタンプ。出国税以外の料金はなし。
そして荷物チェックなど一切なし。


普通は、出国したら次の国に入国しないとドコにもいない事になるから、一方通行な事が多い。
が、ここはガススタの様な建物だけで、どこにでも行き放題。
別にバスに乗ってメキシコシティーに戻ることもできる。
,,,まぁ戻る意味がわからんが。


登り道がグアテマラ方面

なので、出国後は各自自由にグアテマラを目指す事になる。
我々は自転車なので、グアテマラ方面の登りの道を進む。
緩やかな道なので大変ではない。無事雨は降らず。




約200mくらい標高アップ、4kmくらいで町並みが見える。
グアテマラの最初の街la mesiaラメシアである。
初めての国は緊張が走るなぁ


グアテマラ側イミグレ

街中をしばらくいくとイミグレである。
イミグレの後に街ではなく、イミグレは街中にある。
一応ゲートと標識があるのでわかるが、こちらのイミグレオフィスも普通の建物でわかりづらい。

入国はスムーズ。あっさりスタンプ。それ以外なし。
で、いつもどうり係員もタンデムに興味深々。気になるのはやっぱり自転車の値段。
この質問は日本人含め万国共通。

現地の人には家族からのプレゼントだから値段はわからないといつも答えてるけどね,,,
(日本人とかにはインターネット(楽天)で買えるよ、と説明してる)


いざゲート先の未知なる国へ入国!
イミグレには両替屋がたむろしてるので、ここでメキシコ・ペソからグアテマラ・ケツアール(Q)へ両替。

1ペソ=0.56Q
当時の公式レートが=0.57Qくらいだったので、悪くないレートなのでは?
米ドルも両替できる様だがレート不明。


街中をさらに進みバスターミナルを目指す。国境の街の規模としてはグアテマラ側の方が賑やか。
メキシコ側はド田舎だったが国境周辺て賑やかなものじゃないのかな,,,普通。

バスターミナルは街外れにあった。

噂の悪名高きチキンバスである。
まぁいきなりグアテマラの洗礼をくらい、してやられてしまうのだが、まだこの段階ではわからなかった。

とりあえずQuezaltenangoケツァルテンゴ(通称xilaシェラ)まで行きたかったので値段を聞くと50Q一人で自転車は50Qといいやがる。
途中のHuehuetenangoウェウェテナンゴまで20Qと昨晩調べてあったので、40Qくらいが妥当で十分ぼられている事はわかったが、
渋ったら「じゃぁ、いい」とバスは出発しだしてしまった。

完全に足元を見られた格好だが、時間を優先して二人+タンデムで150Qで納得。
念のため、紙に行き先と値段を書いて確認もさせた。


この右端の料金回収係りの小僧にしてやられるわけだが,,,

で、タンデムは屋根上に載せる事になるので、キャリアーから荷物を外そうとしたら、
そのまま二人で持ち上げて載せようとするではないか!
合計60kg近くあると思うんだけど~
自分も手伝って、まぁ無事持ち上げれたのでいいけど、自転車にもこれ不可かかって良くないだろ,,,


このとき交渉したり荷物上げしてた一人の男性はまったく無関係な人だったらしく、
もう一人の男性(集金係りの小僧)が彼にお金を渡していた。
最初は何のお金かと思ったが、今思えば、お礼だったのだろ。
自転車荷上げと、ぼったくり代の,,,。



そんな事とはつゆ知らず、ガラガラのバスは定時(?)とうり出発して、すぐ10分くらいの次の街で乗客待ち。
ある程度乗客が集まったら出発した。

で客集めの時にかけてる声が「ウェウェ!」

ウェウェテナンゴと言っているのだ。
バス自体の行き先にはxilaシェラとhuehueウェウェ両方書かれている。
途中のウェウェテンゴ止まりで、他のバスに身売りされるのか、そのままシェラまで行くのかまったく不明。

バス内自体は空いており、のんびりとした雰囲気で危険な感じやスリの気配は感じなかった。
しかし山道をバスは爆走する。ちょっと怖い。

途中、集金係り(小僧)が他の乗客の料金集金ついでに我々の料金回収に来たが、
いまいちグアテマラの信用度が不明だったので、着いてから払うと、このときは払わず。
相手もそれで納得してたので、こちらも特に疑わず。




大きな地図で見る

それでも雨にもやられず約3時間で標高も1800mまで登りウェウェテナンゴに到着。
バスはセントラルまで大分手前のテルミナル市場へ。
到着と同時に乗客は全員降りてしまい、シェラ行きバスの客引きがくる。
これは身売りされることは確実だな、と思ってとりあえず自転車を下ろす。
ここでもドコともなく男達があわられ、自転車を下ろす。
が、重たい。
載せるより下ろす方が大変だ。

数人でなんとか下ろしたが、下ろす際にパイロット(前方運転手)と子パイロット(後ろ)とのクランクをつないでるチェーンを、
持った奴がいて、チェーンが外れやんの,,,。
これじゃ、前方の人間のペダルは常に空回りだ。
漕ぐのは後方のみになってしまった。

修理はシェラに到着してからやることにして、次のバスはどれだ?
が、今乗ってきたバスの集金人(小僧)はしきりに料金払えという。
いやいや、次のバスがわからないのにお金は渡せんよ。

で、バスを次々「シェラ行きか、シェラ行きか?」聞いていき、
シェラ行きバスだと周りの人が言うバスを発見。

「じゃぁ運転手は誰よ?」

こちらもスペイン語がわからないので誰が運転手か助手かわからないが、
「シェラ行きだ」という奴に、最初に書いた料金と行き先のメモを見せて確認。
「じゃぁお金払え」と前のバスの集金人(小僧)もいうし、こいつも言う。

で、小僧に払ってバスに自転車を載せようとしたら、
「20Q!」
ん!?自転車代か。それはさっきの150Qに含まれてるだろう。
「いやシェラまで一人20Q」
ん!?あれどういうことだ?話が通じてないぞ!


おいおい、どういうことだって、さっきのバスの集金人の方(小僧)に顔をやったら、もう居ない!
あれ、やられた!?
停車してた乗ってきたバスの場所見たら、もうバスも居ない。

おいおいぉぉぉい!逃げられた~



初日からしかもたった3時間でいきなりグアテマラの洗礼強烈に受けた。
実際ウェウェまで20Qくらいだから荷物代含めて2人で50Qもあれば十分だろう。
まんまと100Q持っていかれた計算だ。

日本円にすれば1000円くらいだが、現地価格にしたらどれくらいなのだろう?
しかしまんまとやられてしまった。
料金以前にやられたショックは10年以上前のアジア以来か!

しかも、ものすごーく単純。持ち逃げ。
アジアは頭を使って、騙された感があったが、こちらは実に単純。
引ったくり強盗な感じ。

これがグアテマラかぁ,,,

スリの被害や荷物紛失が多いチキンバスで、他に被害が無かったので
(ダニにかまれたが,,,)
1000円ですんでよかったのかも知れない。



しかし、さすがに、
”じゃ、このまままたチキンバスに乗ってシェラに行きます”って気分にならない。

頭を冷やす意味も含めてこの街に一泊することにした。
とりあえず落ち着いて今後の計画の練り直しである。


街のメインストリートCalzada Kaibil Balamの右側にHOTELの看板

テルミナル市場からバスが来た道を戻り北側を走る、街のメインストリートCalzada Kaibil Balamに出て、セントロ方面へ。
もうメインストリートすぐセントロ方面に進んだらホテルの看板がいくつかあった。

一本中に入った手短なホテルにとりあえずチェックイン。
中庭もあり、また外とは遮断されているので安心だろう。

posada Tzolkin
add:9 calle colonia ordonez zona5

ダブル120Q
電気温シャワートイレ、タオル、石鹸、TV付、wifiなし有料PCあり

常に掃除してる兄ちゃんが一人で切り盛りしている(?)様子

中庭がありゆっくり出来る
外部とは遮断されているので安心,,,な気が。

部屋。
狭いがタンデムもなんとか入る広さ

トイレシャワー

ちなみにこれまた噂の電気シャワー。
シャワーのノズルに電気湯沸し機がついてるタイプ。初めて見たタイプである。
この白いタイプならまだマトモ。

しかし基本、水圧を高くすると冷たくなる。
かといって、弱すぎると安全装置が働くのかわからないが、電源が切れやっぱり水になる。
蛇口をひねり、お湯が熱くなり安全装置の働かないぎりぎりの水圧ラインを探すのが難しい。

このラインを見つければ十分な熱さなシャワーである。



やけ食いのチキン夕食

荷物置いて街プラするが、結構鉄格子越しの商店や、銀行にはショットガン持った警備員とかいる。
うーん、元々治安わるいのかなぁ、、、。

初日でやられたのもあるし、怖いので宿近くだけ探索で止めとく。
しかしチェーンのチキン屋があったので、妬け食いで53Qもするセットを頼んでしまった。
チキン5個とサラダ2個、ジュース2個だったからいいか,,,


さくさくと部屋に戻るのであった。
そして今後のルート検討。

天気は悪いけど、気分悪くなるチキンバス乗るくらいなら、タンデムで自走って事になった。
外れたチェーンもなんとか直したし(ペダルがずれて、前後のペダルの位置が合わなくなったが)
山道が多く大変なので公共機関(キチンバス)の方が安く楽なのは、わかってるがコレはもう走れって事だな。
でもここからシェラまでチキンバスで200円かと思うと萎える,,,

明日の天気の回復を祈って早めの就寝。







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